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特色のある授業

稔ヶ丘高校には、生徒の興味や関心のある分野について学習できるよう約90科目の授業が設置されています。
生徒は、卒業に必要な単位数のうち、半分程度について自分で考え選択し、自分だけの時間割を作って学ぶことができます。

| 「国語表現(2単位、自由選択科目 2~4年次)

「話す力・聞く力・読む力・書く力」について基礎から実践までを学ぶ科目で、体験的な活動をくり返しながら、コミュニケーション能力を高めることを目的にしています。
この時期は、学年末課題のポスタープレゼンテーションの準備が始まっています。
(1)テーマとして問題を立て、(2)解決(解答)のための資料を集め、(3)整理して結論を出す、という作業を一人一人が進め、模造紙半分程度のポスターを作成して5分程度で発表しなければなりません。
先生は、参考になるように卒業生の作品を紹介してくれました。
今年はどんなポスターができあがるのか、3月の授業発表会を楽しみにしていてください。



| コミュニケーション英語2(4単位、自由選択科目 2~4年次)

1年次のコミュニケーション英語1の評定「3」以上は標準クラスに、評定「5」ならば発展クラスに編成した習熟度別授業を行っています。
どれも15人前後の少人数講座です。
また、この講座は週4時間の授業のため、課題や小テストが多いことが特徴です。
この日の授業では、使役動詞 let の用法をマスターするため、グループに分かれて自分の一日のスケジュールを英語で表現していました。
授業の空き時間に校内で昼寝をしているなど、笑いを誘う発表を聞きながら楽しく授業は進んでいます。
当然、指導する先生も英語で話しています(時々、日本語も混じります)。


| 「時事問題(2単位、自由選択科目 2~4年次)

稔ヶ丘高校独自の学校設定科目です。
現代社会の出来事に関心をもち、社会の仕組みや流れについて正しい知識を身に付け、ニュースを読み解くための「時事力」を養いうことが目的です。
また、受講生徒はニュース時事能力検定の受験を前提にしています。
こうした時事問題に詳しくなると、大学のAO入試や推薦入試の面接で役に立つと卒業生も話しています。
写真の授業では、SNSを悪用した悪質な犯罪が続いていることから、SNSの法的規制が必要であるかどうか、個人学習 ⇒ グループ協議 ⇒ 発表 という段階を踏まえて、各自の考えを深めました。
個人学習の段階では、自分のスマホで検索することもOKです。
これからの社会では、こうした「考える力」が何よりも必要とされます。

 


| 数学2(4単位、自由選択科目 2~4年次)

1年次の「数学1」の習熟度別クラスがAクラス(発展クラス)であった生徒を主な対象とし、難易度のレベルが上がった授業です。
理系進学希望者の多くは、この授業に加えて「数学B」も選択しています。
今日の授業では、一人一台タブレットPCを使って、平面上の軌跡について座標平面を利用して考察し、点が満たす条件から方程式を導き出す学習を行いました。
少人数による15名前後の講座であり、友達と教えあうこともできます。



| 「国語総合」(4単位、必履修科目 1年次)

1年次の必履修科目で、クラス単位で少人数授業を行っています。
稔ヶ丘高校では、生徒の思考力や表現力を高めるために、各授業で言語活動を積極的に取り入れています。
言語活動は、「聞く、話す」「読む、書く」という学習活動で、生徒が能動的に授業に参加しなければなりません。
先生の話を聞いて、黒板をノートに写すだけの過去の授業とは大違いです。
さて、稔ヶ丘高校の「国語総合」では積極的に言語活動を導入しています。
写真の授業では、芥川龍之介の「羅生門」を取り上げ、物語の最後に老婆の服をはぎ取り、足蹴にして立ち去った若者に対する模擬裁判を行っています。
作品の登場人物の心理を掘り下げ、深く考える学習活動が稔ヶ丘高校の「国語総合」の目標です。

 

| 「美術2」(2単位、自由選択科目 2~4年次)



 「美術1」を履修済み、または履修見込みの生徒を対象に、発展的な造形活動や鑑賞など行います。また8月下旬には、社会体験実習として東京国立博物館の見学を予定しています。
 写真の授業では、室町時代の百鬼夜行絵巻(妖怪や化け物の絵巻物)をじっくり鑑賞し、一人一人の生徒が吹き出しの形をした付箋に、妖怪や化け物の会話を想像して記入して絵巻に貼るという作業を行いました。独創的な想像力をかき立てられる授業です。
 稔ヶ丘高校では、こうした「正解のない」思考を積み上げていく学習活動を推進しています。

 

| 「ビジュアルデザイン」(2単位、自由選択科目 3・4年次)

「基礎デザイン」を履修済み、または履修見込みの生徒を対象とした授業です。
授業は主にマルチメディア室でAdobephotoshopやIllustratorを使って、学校紹介のポスターや文化祭のポスターを制作したり、
ブックカバーのデザインも行ったりしています。

この授業に参加すると、デザイン現場の実践的な知識や考え方、そして技術を身に付けることができます。

生徒の作品は、校内各所に展示されています。


 

| 「数学1」(必履修科目・1年次)

   

毎年、稔ヶ丘では1年終了時に授業についてのアンケート調査を行っています。

その中に「好きな科目は何ですか?」という質問があります。
どの教科が一番人気だと思いますか?
ヒントは入学時点の調査で一番苦手な教科に選ばれていた教科です。そう、「数学」です。

「数学1」は稔ヶ丘高校1年次生が選ぶ好きな科目No.1!!
しかも2年連続です。
(ちなみに2位は「体育1」、3位「コミュニケーション英語1」、4位「国語総合」、5位「美術1」の順です)

「数学1」の授業は習熟度別少人数編成で、1クラスの生徒数は15名程度です。
1時間の授業を大きく2つに分けると、先生が黒板を使って全体へ説明する時間と生徒がそれぞれ練習問題を解く時間に分かれます。

生徒が問題を解いている間、先生は生徒の間をぐるぐる回って、困っている生徒を見つけて解き方を教えます。
中学時代は数学が苦手だった生徒も、こうして少しずつ手応えを感じ始め1年後には数学好きになるようです。

稔ヶ丘高校には8名の数学の先生がいて、教え方は先生によって違いますが、お互いの授業を見せ合うことで、他の先生の良い点を取り入れて自分の授業を作り出しているようです。

稔ヶ丘高校の数学の授業は、当然、高校の教科書を使った難しい内容を扱います。

入学までに「小・中学校の内容はきちんと理解しておいて欲しい」というのが数学の先生から受検生の皆さんへのお願いです。
 

| 「子どもの発達と保育」(選択科目・2年次以上)

  

 この科目は「家庭科」の選択科目の一つで、子どもの発達の特性や発達過程,保育などに関する知識と技術を習得することを目的にしています。

 稔ヶ丘高校では、出産と子どもの成長の過程にあわせて、妊婦体験や調乳の実習、子どものおやつや育児用品についての学習を経て、毎年10月下旬に徒歩3分のところにある「ひこばえ幼稚園」にご協力いただいて保育実習にうかがっています。

 保育実習では、園児との交流を体験したり、幼稚園の先生の指導の様子を拝見したりすることを通じて、教室では学べない未就学児への保育の実際を学んでいます。小さい弟や妹がいない生徒にとって最初は緊張するものの、帰りには園児と別れを惜しむぐらい大変意義深い実習です。

 毎年、この授業を選択した生徒の多くが大学や短大、専門学校の幼児教育科や保育科に進学しています。
 

| 「防災技術」(選択科目・2年次以上)

稔ヶ丘高校では、学校設定科目に「防災技術」という授業を設け、防災に関する知識とハートを学び、救命法の技術を身に付ける勉強をしています。

以下、受講した生徒による紹介です。
・この授業では「自助」自分を助け、「共助」周りの人を助ける方法を学びます。
・この授業でひとりの大人として知っておくべき正しい知識を身につけることで、自分が頼りになる安心感が得られます。
・「一番大切なことは助けなければと思う人間愛と行動に移す勇気」~この授業で僕は勇気を教えてもらった気がします。

日本に住んでいる限り、地震や火山、津波という災害から無縁でいることはできません。万が一の災害被害を減らすためにも、多くの生徒に受講してもらいたい科目です。


 

| 「フードデザイン」(選択科目・2年次以上)

  

 「家庭科」の自由選択科目の一つで、栄養、食品、献立、調理、テーブルコーディネイトなどに関する知識と技術を習得することを目的にしています。

 家庭科の食物分野の授業ですから、栄養素のはたらきや調理の基本、食品添加物や食中毒予防などの講義もありますが、楽しみはやっぱり調理実習です。

 今年はすでに、麻婆豆腐や棒棒鶏、ハンバーグステーキやクリスマスケーキなどを手作りし、みんなで美味しく食べました。素材は学校近隣の下井草や富士見台の駅の周辺のお店から、新鮮でお値打ちのものを調達しています。なかでも、下井草駅前の肉屋さんから仕入れたソーセージを具材にしたロールパンは絶品でした。

 こうした調理実習のフィナーレは、毎年1月から2月にかけて行う自由調理です。
 生徒一人一人が自分でメニューを考案し、レシピを作り、材料を調達して調理します。これまでには、自分で東京湾で釣ったハゼの天ぷら、オムレツや餃子、パウンドケーキやクレープ、さらにはしゃぶしゃぶなど、家庭科の調理実習ではあまり経験できないメニューが目白押しでした。自分のアイディアや努力、そして才能の見せどころなので、どの生徒も張り切っています。そして先生たちも職員室で、密かにお裾分けを楽しみにしています。
 

| 「日本の伝統・文化」(2年次・学校指定科目)

 
  

 「日本の伝統・文化」では、日本の伝統や文化に対する理解を深め、それを継承・発展させる力を培うことを目的として、和紙、和装と浴衣の着付け、年中行事(七夕、正月、節分)、折形礼法、茶道、和菓子と茶、風呂敷の活用、手紙のマナーなどについて講義や体験学習を通じて学んでいます。

 
 

| 「英語理解」(選択科目・2年次以上)

 

 

初心者でも大丈夫です♪

 

「英語理解」では、図書館の奥の小教室で多読の授業を行っています。

多読とは、

 (1)辞書はひかない

 (2)わからないところはとばす

 (3)つまらなければやめる

の3原則に従い、やさしい洋書を大量に読んで、英語の読解力や理解力を高めることを目的にしています。

 

受講した生徒からは、

「英語を英語のまま楽しめるようになった」

「外国の文化に親しむことができた」

「勉強というよりも純粋に英語を楽しめた」

「苦手な英語が好きになった」

「アニメ作りが楽しかった♪」

など、嬉しい感想が寄せられています。

 

 
英語の本に関心がもてるよう、先生達がこんなPOPを作っています。
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